精神障害者の地域生活を支援する

NPO法人ハートフルの動き

NPO法人ハートフルの動きをご紹介します。

特定非営利活動法人 今年度の歩み

 28年度を代表する出来事は、なんといっても10月18日の「ハートフル20周年式典」。そして、この式典のために丸1年をかけて準備に奔走したのが、ハートフルのメンバーとスタッフによる合同チーム「ヘラプロ」でした。この式典に多くの関係者の方々からお祝いを頂きました。加えて、この日西宮市からは、「平成28年度社会福祉事業協力援助者」として「感謝状」を頂きました。

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 また、当日午後の恒例の精神しょうがい者フォーラムには、250名収容の会場は途中から入場をお断りするほどの盛況を納めることが出来ました。

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 次に、28年4月から法人が新しく始めた事業に「西宮市精神障害者地域移行推進事業」(西宮市からの委託事業)があります。西宮市に住民票があって精神科病院に1年以上入院している方の<地域移行>、つまり<退院>を支援する事業です。西宮市保健所の調査によると319名がこの事業の対象となっています。この事業に協力してくれる3つの精神科病院へ、輪っふるのスタッフやピアスタッフが訪問し、まずは対象となる方々と顔見知りになるところから始めて退院のお手伝いをしていきます。こうした仕事に取り組むために輪っふるはスタッフを増員。日々のミーティングに加えて事例検討会も定例化しています。

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 それぞれの就労支援B型事業所も活動が活発化し、就労に結びついていくメンバーさんが着実に増えています。その一方で、たとえばクリーンハウスくりくりは、今年度より西宮市社会福祉協議会から「地域共生館ふれぼの」の清掃の依頼を受けました。地域から信頼される事業所として頑張っていくためにも新たなメンバーさんに来て頂くことを期待しています。

ハートフル20周年式典、盛大に!

 昨年11月の「精神しょうがい者地域移行フォーラム2014」開催以降、この<式典>にむけて、スタッフとメンバーは、「この20年間、ハートフルを応援してくださった方々への感謝の思い」を込め一丸となって準備をしてきました。10月8日、式典当日、関係者の方々から頂いた沢山のお花が、会場のフレンテホールの受付ロビーに!そして、式典の冒頭では、土井健康福祉局長からの祝辞の披露とともに、西宮市から「平成28年度社会福祉事業協力援助者としての功績」に対する感謝状をいただきました。式典の第一部は、『ハートフルあの頃』。ハートフルの創設記からのストーリーを、鷲尾、水野、半田、そして橘高の4氏で、壇上の大スクリーンに映し出された懐かしい写真とともに振り返り、「ハートフル」が何を大切にして歩み始めたのかを確かめながら、改めて、本当に多くの方々からのご支援があったことへの感謝の思いを新たにしました。

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 式典第二部は、うららの音楽療法に参加しているメンバーによる「合唱とトーンチャイム演奏」からはじまり、メンバー有志とスタッフによる式典実行委員会(ヘラヘラプロジェクト)が企画した、「ハートフルにまつわるクイズに答えて、各事業所が用意した「豪華な」景品をゲットしよう!」というアトラクションでした。ステージと会場が一体となって、大いに盛り上がりました。

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 もうひとつの20周年記念事業は、20周年記念誌『ふみだそう 未来へ ~みんなの想いが動かした20年~』の発行です。この内容は、まず、西宮市長、他10余名の方々からの祝辞。そして、ハートフルの設立にご支援を頂いた方々からの寄稿。さらに「ボランティア編」「家族編」の二つの座談会を収録。次に、法人の7事業所の現在の活動状況の紹介、ハートフル「今」。最後は、日頃よりなにかとお世話になっている仁明会病院で開催させていただいた座談会、ハートフル「これから」、が収録されています。記念誌編集チームによる力作です。是非ご一読を!

精神しょうがい者フォーラム 2016 を開催 

 ハートフル20周年式典が開催された10月8日土曜日午後、同会場で、西宮市とNPO法人(障害者相談支援センター輪っふる)の共催、ならびに西宮市地域自立支援協議会他の後援を得て、「精神しょうがい者フォーラム2016」を開催いたしました。
 今回のテーマは意思決定支援です。

 第1部の基調講演は、 「今、求められる意思決定支援とは」。國學院大学教授 弁護士 全国権利擁護支援ネットワーク代表の、佐藤 彰一 先生をお招きしました。
 第2部のシンポジウムは「日本における意思決定支援の展開」。
 シンポジストは、認定NPO法人 大阪精神医療人権センター 副代表 山本 深雪さん、 西宮市社会福祉協議会 常務理事 清水 明彦さん、NPO法人ハートフル 障害者相談支援センター輪っふる センター長 角野 太一さん。
 コーディネーターは、西宮市権利擁護支援センター 運営委員長、NPO法人 おおさか地域生活ネットワーク 理事長 北野 誠一先生。基調講演をしてくださった佐藤 彰一 先生には助言者をお願いしました。

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 当日は、当事者の方やその家族、また福祉に関して色々な視点で関わられておられる方、約240名の来場者で、会場は満員状態となりました。
 「意思決定支援」に対して、興味、関心が高まっている様子が感じとれました。支援者として、どんなに障がいが重くても、全ての人に「意思決定の能力はある」ということを前提に日々、目の前の方と関わっていきたいと思います。

 最後に、来場者の方よりアンケートの一部をご紹介させていただきます。
(当事者)
・病院に入って患者さんの話を聞けて退院促進していることは素晴らしい
・西宮に矛盾を感じることが度々あるが、そんな時は差別や偏見を恐れずに、当事者と共に声をあげたいと思う。その時は当事者だからと排除せずに耳を傾けて聞いてください!!
(家族)
・本人意思決定支援と自己責任のことを考えました。失敗しても、再決定、再支援を必ずしてほしいと家族は思いました。
・意思決定支援、本人中心というのは素晴らしいけど、本人を囲む環境や受け皿(国の政策、予算等)が安定して、これからも進んでいってほしいです
(支援者)
・意思決定支援の中で決めなくても良い自由・決められない自由もあることが印象に残った。
・本人の意思決定能力がないのではなく、支援者に聞き取る能力がない。普段の業務を振り返り、反省させられました。
・自分が意思を誘導してはないか、自分の関わりは良いのか、自分が関わっている人の顔がたくさん思い浮かび、考え直す機会になった
(病院)
・「意思決定できない人はいない」ということが印象に残った。
・当たり前の考え方でありながら、いちばん身近にいる支援者が、そこを理解できていないな、と反省させられました。
(行政)
・この講演を聞き、自分自身が本当にクライエントの意思決定支援が出来ているのか、と見直す機会になりました。自分の都合、思いで支援をしていないか、クライエントは、どう思っているのか確認しようと思いました。

「西宮市精神障害者地域移行推進事業」を始めました

 障害者相談支援センター 輪っふる では、平成28年4月から、西宮市からの委託事業で、「西宮市精神障害者地域移行推進事業」を始めました。

 これは、西宮市に住民票があって、精神科病院に1年以上入院している方に、センターの相談員が、入院しておられる病院まで伺い、まずは、顔見知りになったうえで、ご本人の退院への思いなどをうかがいます。
 そして、どうすれば退院して地域で暮らしていけるのか、ご本人・病院・輪っふる・西宮市等で一緒に考えていく事業です。

 西宮市保健所の調査によると、平成28年7月末日時点では、319名がこの事業の対象となります。

 これまでに、この事業に協力してくれている3つの精神科病院(西宮市内に2病院、神戸市内に1病院)に入院しておられる51名の方に会いました。

 もちろん、初めて会う方がほとんどです。多少の緊張や戸惑いを感じながらも、どの方もそれぞれ困っていることや思っていることを話してくださいます。 なかには「退院したいので、その手伝いをお願いします」と明確におっしゃる方もいます。

 話の最後に「また会いにきてもいいですか?」と尋ねると、ほとんどの人が「いいですよ」と答えてくださいました。

 51名のうち退院を希望し、地域移行支援(退院のお手伝い)が始まった方が5名、そして今後地域移行支援が始まる予定の方が3名います。

 さらに面会等の調整をしていくことで、より多くの方が退院を希望すると信じています。今は入院していても、退院して地域で暮らすことができる方がたくさんおられると思います。不安や諦めで自分の本当の気持ちを表出しにくい方にアプローチを続けていくことが、地域支援者の役割の1つだと考えています。

ハートフル20周年式典に向けて

昨年11月のフォーラム終了後から、NPO法人ハートフルは20周年記念式典に向けてスタートを切りました。

年が明けて1月、各事業所よりスタッフが集い、式典実行委員会が始動。記念式典、記念誌、フォーラム…盛りだくさんの内容にてんやわんやしながら、スタッフ一丸となって熱い思いでスタートです。

そして2月、「みんなで作り上げる舞台を!」と、メンバー有志とスタッフで実行委員会を結成。その名も「Hera×2プロジェクト~チーム栄光の20th~」
「H=ハートフルのera=時代、へらへらとみんなで笑えるように」「20周年を迎えることができた感謝の気持ちを皆さまに少しでもお届けしたい…」そんな思いでメンバー、スタッフ一同取り組んできました。

当日はハートフルがどうやってここまできたか、創成期からのストーリーを皆様と一緒に辿っていきます。

ここまでの20年、ずっと関わってきた人、ほんの一部のつながりの人、いろんな人がいます。メンバー、スタッフ、ボランティア、家族、地域の方…、つながり方もさまざまです。
全てのかたのご縁があったからこそ、現在のハートフルがあり、未来がある、そんな思いで設立20周年記念式典を迎えたいと思います。       

文責:田中香織

自分を知ろう会

ある日のこと… いつものようにメンバーさんとの会話で、ふと病気の話になりました。
Aさん「病名は主治医から聞いているけど、どんな病気かという説明は受けた事がない」

「主治医に聞いてみないの」と問うと、「今更聞くのも…」「先生に気を遣わせるのはちょっと…」と。

「じゃあ、これは良い機会だから皆でいっしょに勉強しよう」という事になり、自分を知ろう会がはじまりました。
普段はハートフルクラブのみで実施しているプログラムですが、もっとたくさんの方と共有したくて、今回は全事業所の方を対象とした拡大版を7╱10に行いました!

「楽しく生活するために」をテーマに、飲み物と、ふるふる特製クッキーをほおばりながら....

今回は、当事者向けインターネットサイト「こころの健康情報局すまいるナビゲーター」を活用
  ・精神の病気とは体のどこの病?     ・脳の仕組みと精神の関係
がテーマでした。

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参加したメンバーさんの感想

・病気になってしまってから、体全部が病気になってしまっているような気がしていたので、なんだか、話を聞けて、元気な部分がたくさんあるんだなぁと思えた!!
・幻聴のことがきけてよかったです。神経の伝達がうまくいってないのはよく母にいわれます。
・もっともっと研究が進んで精神医学の分野のノーベル賞受賞者が現れる程の発展を期待します。いろんな経験の中で人格否定を感じた事もあり、健康な自分を見失うほどの傷になりますが、ひとつ考えの切り替えになる気持ちになれた時間でした。等々

★今回は勉強会でしたが、感想の中には、「もっと交流がしたい」「話せる友人が欲しい」といった意見もあがっていました。自分を知り、病気を知り、仲間を知る、地域で暮らしていくヒントがみつけられる会を今後も開催していきたいと思います!

第12回 NPO法人ハートフル定期総会を終えて

今年も無事、NPO法人ハートフルの定期総会を終えることが出来ました。当日の5月30日は52名の出席者があり、土曜日であるにもかかわらず法人内事業所の利用者の方々だけでなく、就労されたり訓練学校に通われているOBの方々も出席してくださいました。
当日は法人内の7つの事業所から昨年度1年間の取り組みと今後の課題についての報告が行われ、実習生やボランティアさんの受け入れ状況、啓発事業の報告と続き、法人事務局から会計報告が行われました。
参加された方からは「お金の流れがよくわかった」「今年も黒字と聞いて安心した」「大きな金額が動いているんだなと思いました」と会計報告に関する感想が多く聞かれました。

また、「グループホームの経験がよかった。今は何とか1人で暮らしています」「事業所での経験を活かして仕事を頑張っています」といった近況報告をしてくださる方もあり、地域の中でNPO法人ハートフルが担う役割は大きく、活動を継続していく責任があることを再確認しました。

 今後もNPO法人ハートフルは、現在の7事業所の運営の安定化を図るとともに、各事業所の特性を活かした利用者の個別支援(生活支援・就労支援)に取り組んでいきたいと考えています。
 今後ともみなさまのご支援、ご協力を何卒よろしくお願い致します。

精神しょうがい者フォーラム2015

今年のキーワードは“生き生き(いきいき)”と“行き行き(いきいき)”
昨年のフォーラムをふまえて、今年は「現在、地域で生活しているしょうがい当事者が、どんなことを喜び、どんなことに不安を持って生活しているのか・・・。そんな彼ら彼女らの生の声を今年もぜひ聴いてください」と呼びかけて、「精神しょうがい者フォーラム2015」を開催しました。
 冒頭で、西宮市健康福祉局 土井局長から「このフォーラムをきっかけにして精神しょうがい者の支援にさらに理解が深まり、障害のある人もない人も地域でいきいきと暮らせる社会になるように、みなさんと一緒に取り組んでいきたい」と挨拶がありました。
そして、第1部の「ピアっこ生き生きセッション」。「ヒロユキで〜す。僕は40年入院して、今ここに居ます。今日は僕の仲間に話していただきます。みなさん、新しい人生を生きていきましょう!」と元気な挨拶でスタート。
  <生き生きセッション>は、企画段階での支援者が司会をして進めていくという予定が大幅に変更されたことが紹介された後、ピアサポーターの陽子さんに司会のバトンが渡されました。

 そして「ショートムービー」の上映!セッションのためにみんなで準備を重ねてきた様子が紹介され、参加者の目はスクリーンに釘付け。

 セッションが始まると、会場からはそれぞれの発表者への応援団の温かい拍手と掛け声。1人1人の体験談はもちろん、壇上で繰り広げられる台本にはない話はまさに「生き生き」とした、とても深みのある内容でした。

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(生き生きセッションが終わって、発表者全員、並んでご挨拶)

 第2部は「行き行きネットワークセッション」。

 有馬高原病院 岡本さん、障害者総合相談支援センターにしのみや 玉木さんの進行のもと、仁明会病院 井上さん、有馬高原病院 小野さん、西宮市生活支援課 宮後さん、就労継続支援B型事業所クリーンハウスくりくり 宮津、障害者相談支援事業所輪っふる 藤原が、それぞれの立場からお互いに<行き来><連携する>ために、日頃の支援の中で考えていること、感じていること、今後に向けて取り組もうとしていることなどを話し合いました。当日の参加者は270名を超え、会場はほぼ満員。皆様、本当にありがとうございました。   (理事長 橘高通泰)
今回のフォーラムの1部で、障がい当事者が主体となって、生き生きとセッションで語る様子を見て、私はとても勇気づけられ、活気づけられました。さらに多くの人が輝いて生活するためには、2部で報告のあったような活動が活性化され、幅広い地域で様々な関係機関が当たり前に連携できる体制を目指していく必要をさらに強く感じました。『すべての人が生き生きと暮らせるより良い社会の実現』に向けて、今私たちに何ができるのかを問われている気がします。必要とされている家族支援、地域づくりなど一つ一つのことを今後も実施し、繋がりを作り、行き行きできる環境を整えていきたいと思います。 
(輪っふる 角野太一)

兵庫精神病院協会PSW部会研修会 「退院支援について」

 2015年7月30日、障害者相談支援センター輪っふるは、兵庫精神病院協会PSW部会研修会に講師として招かれ、「退院支援について」というテーマで講演を行いました。
 兵庫県内の多くの精神科病院のPSWが熱心に退院支援について聞いてくださっている姿が印象的でした。
 今、「地域移行支援、地域定着支援」は、国の動向ともあいまって大きな関心事で、「ブームになっている」ともいえるでしょう。そうして皆さんが興味を持ってくださる事はとてもありがたいのですが、本来であれば、恒常的に、当たり前に、地域移行・地域定着を進めていくべきで、これまでは、それが出来ていないかったということでもあります。

地域移行講演

 今回、病院、地域の別なく同じ想いを持ち、本人のあるべき場所での生活について話が出来る事を有難く思いつつ、これまで私達が細々ながら行ってきた地域移行の支援活動の重要性にあらためて気づかされるとともに、今後ますます地域移行・地域定着の支援がおしすすめられる為のシステム構築にさらに力を入れていきたいと思います。
 講演に参加していただいた病院のPSWから病院での取り組みを聴かせていただき、そこでの病院PSWの想いを感じることが出来て、病院も含めて、地域が一体となり地域生活移行を推し進めていく必要性を再認識出来た一日となりました。

第12回NPO法人ハートフル定期総会

 平成27年5月30日(土)、第12回定期総会を開催しました。今回は52名の出席者があり、土曜日であるにもかかわらず法人内事業所の利用者の方々だけでなく、就労されたり訓練学校に通われているOBの方々も出席してくださいました。
 総会では7つの事業所の平成26年度1年間の取り組みと今後の課題についての報告が行われ、実習生やボランティアさんの受け入れ状況、啓発事業の報告などがなされました。さらに、法人事務局から会計報告が行われました。

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ちょっと見てNo52.(2015.7.4)より

精神しょうがい者地域移行支援フォーラム2014

 9月19日(金)にフレンテホールに於いて、精神しょうがい者の地域移行支援の取り組みと理解を広めるため、地域移行支援フォーラム2014を開催し、会場の定員を上回るほどの多数の方にご来場いただきました。

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◆来場者の内訳

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 フォーラムは約4時間の長丁場ではありましたが、講師やシンポジストの話について、多くの方からご好評をいただきました。
◆来場者の感想
・精神保健福祉の歴史や現状を詳しく聞け、具体的に何が必要なのか?どういう制度が必要なのか?その人らしく人生を生きることができるよう行政含め支援者は考えていかないとと思った。
・当事者の高杉さんの話をきけたのがとても勉強になった。退院したいのにできなかった辛さ、退院に向けて動き出しているときのワクワク感などをきくことができ、当事者支援に立つことの大切さを改めて痛感した。そして患者さんとの信頼関係を築くことの重要性も実感した。
・当事者です。家族には治るまで入院して病院から出てくるなと言われる。しかしいろんな人の支援を受けて地域で暮らせるんだというところを見せたい。

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◆フォーラムを終えて
(講演者からの一言)
・お世話になっている西宮市で集まられた皆さんが「良かった」と第二部にもエールを送っていただいて、1人の人間として病院の先生、看護師、関わってくださったPSWのみなさまに心から感謝の気持ちでいっぱいになったことをお伝えします。これからもよろしくお願い致します。
(ピアサポーター・職員からの一言)
・ピアサポーターとしての想いを伝えることができました。
・これを機に現状が広く知られ、多くの仲間が地域で当たり前の生活が送れる事を望みます☆
・輪っふるとピアサポのようなところがあれば入院している人の救いになるのではと思います。
・地域で生活し続けたいという願い。この取り組みに地域の方々が連携して下さることを期待しています。
・多くの方に参加をいただきありがとうございました。ご協力いただいた方に感謝しております。

■こちらもご覧下さい。
http://npo-heartful.org/npodoc/frenteforum.pdf

ハートフルクラブで消防訓練 平成26年5月1日

まずは消防士さんより、火災があった際の行動の手順を教えていただきました。
      <行動の手順> 1)通報 2)初期消火 3)避難

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訓練用の水消火器を使って、消火の訓練。
放水は、思ったよりも勢いがあって、しっかり持っていないとホースが暴れそうになります。

喫茶で火を使うことの多いハートフルクラブにとっては、とても良い経験になりました。

一番大切なことは「火事を出さない!!」ですね。

うららで ホホエミコンサート 平成25年4月20日

「二胡の演奏をしに行きたいのですが」とのお電話をいただき、第1回の演奏会を開催したのが2011年2月のことでした。以来、毎年来ていただき、このたび第4回の演奏会が開催されました。

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二胡は中国の楽器です。それに合わせた衣装をお召しになって時に単独で、またCDに合わせて演奏してくださいます。中国のきれいな旋律の曲、映画音楽の他、一緒に歌えるような曲を選んでくださったり、合間には楽器の説明があります。触らせてもらう人もいます。
二胡だけでなく、今までにオカリナ演奏やマジックを楽しませていただきました。こうして当法人の事業に関心を持ってくださる人が次第に増えています。とてもありがたいことだと感じています。

最近のハートフルクラブは・・・ ~就労準備プログラム~

平成21年から就労について考える「就労しゃべり場」を開始し、H22年度に就労継続支援事業B型に移行してからは、「就労準備プログラム」を毎月1回開催しています。対象者は一般就労を希望している方で、仕事をする前に必要なこと=「就労準備性」を知る為のプログラムです。嬉しい事に、H24年度は3名の方が就職することができました! 皆さんの夢が実現したのは、各関係機関(ハローワーク、障害者職業センター、就労生活支援センター等)の方々と連携して支援できたことが大きかったと思います。H25.2月のプログラムでは、その中の一つである「西宮市障害者就労生活支援センター アイビー」の関本氏をお招きして、「一般就労に向けて」メンバーと話し合うオープンプログラムを開催しました。

参加者の感想
・アイビーのことと、就労までの流れを知れて良かった。
・自分の良いことばかり面接で言うと思っていたが、違っていたことが知れて良かった。
・より一層一般就労を希望したいと思った。
・以前の仕事に執着していたので、今の自分に合った仕事を探そうと思った。
・就労について相談できるとわかって安心した。

ちょっと見てNo43.(2013.4.15)より


第10回ハートフル大バザー 10月13日(土) 2013年

 今年度で10回目のバザー開催となりました。バザーの開催ができるのも多くの方々のご協力が必要不可欠です。バザー品提供してくださった皆様、ボランティアの皆様ありがとうございました。天気も良く、開催前から100名を超えるお客様が待たれて大盛況。収益は寄付金と合わせて約35万円!法人の運営資金として大切に使わせていただきます。心から御礼申し上げます。

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ピアサポーター養成研修 

 輪っふるでは平成24年10月より3回編成の「ピアサポーター養成研修」を開催しています。

 当法人では設立当初より当事者を中心に各所で講演活動を行ってきました。最近では精神科病院へ訪問し、長期にわたり入院されている方と交流を持つ活動も行っています。その中で講演を聞いた聴衆や、入院しておられる方の反響の大きさには目を見張るものがあります。

 やはり実際の経験をもとに話をする当事者の言葉には説得力があり、とても大きな力があることを実感しています。また、話し手である当事者自身も自分の体験を語ることで生き生きとされ、自信をつけていく姿も印象的でした。

 そこで、この人たちが、ピアサポーターとして、さらに活動の幅を広げていくことができればと考え、兵庫県委託の地域移行支援事業を活用し、養成研修を開催することとなりました。

 研修には13名もの西宮市内の通所施設に通っておられる当事者の方や、通所施設スタッフなどが意欲的に参加してくださいました。第一回目、第二回目の研修内容は、前半は講師の先生からの講義を聴き、最後にグループに分かれて各自の意見や感想を話し合うという形で進みました。

 その中で、研修に参加している当事者から「僕は病気になって人にお世話になってばかりだったが、人生はたったの一回だから一度でいいのでピアサポーターのように人の役に立つことをやってみたいと思った」という感想が聞かれ、私はこの言葉がとても印象に残っています。

 私たち支援者と言われる者も到底及ばない大きな優しい力を持っているピアサポーターの力に期待していくとともに、輪っふるでは今後もさらにピアサポーターの存在や活動を啓発していきたいと思っていますのでご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

ちょっと見てNo42.(2013.1.14)より


合同メンバーミーティング  6月1日(金)  2012年

 今年度で2回目となる合同メンバーミーティングを、今年はうららにて行いました。いくら広いといえどもそんなに大勢の人が入れるのか…?と心配する声がありましたが、無事に(?)行うことができました。法人内7事業所の各スタッフより自己紹介と事業所説明があり、作業の実演をするところ、新しいスタッフがそろったフレッシュなところなど各事業所の個性が溢れていました。このように一同が集まれる機会はあまりないので、年に1回行えたらと思っています。

合同ミーティング

出張講演会に行ってきました! 1月21日(土)  2012年

 NPO法人ハートフルでは、平成14年から出張講演会を行っています。いままで、水野副理事長と数名のメンバーが、民生委員さんの研究会や大学・専門学校などで自分たちが日頃どのような活動をしているのか、また、どのようなことを思っているのかなどについて生の声を届けてきました。
 今回の講演会は、くりくりが内職の仕事を頂いているご縁で「社会福祉法人聖徳園ワークメイト西宮」さんから「スタッフの研修の場で話をしてもらいないか」との依頼があり、1月21日(土)に、くりくり単独としては初めてのミニ講演会を行ってきました。
 当日は、くりくりのメンバー2名とスタッフ3名でお伺いしました。
 まずは緊張しながらの自己紹介、事業所紹介に続いて、こちらから研修会に参加された会場の皆さん25名に、どのような話を聞いてみたいか質問してみました。すると「メンバーの気持ち」「発病したときのこと」「薬について」「どのような支援が必要だと思うか」という項目にたくさんの挙手があがりました。
 そこで、最初にメンバーそれぞれが自分が発病した時のこと、その時はどう思っていたか、どのような経緯でくりくりを利用するようになったか、今どのような活動をしているかについて話しました。
 また、くりくりのメンバー2名は、いずれも就労を目指して事業所での作業やプログラムに参加していることもあり、どのようなプログラムを行っているのか実際に会場のみなさんと行ってみました。

 テーマは「働き続けるために必要なことって何だと思いますか?」
会場からは次々と意見が出て、その一つ一つをホワイトボードに描いたピラミッドの形に当てはめていきました。
 その後、再びメンバーから「どのような薬を服薬しているか」「主治医とどのようなやりとりをしているか」をテーマに話をし、スタッフから薬の効果と副作用について説明しました。

 最後にメンバーから「自分は事業所につながって今がある。少しでも多くの人が自分のように元気になっていけるように支援をしていってほしいと思っている。今日は、真剣に自分たちの話を聞いてもらってありがとうございました」と挨拶をして終了しました。


東加古川病院家族会例会にて

11月5日(土曜)、NPO法人ハートフルは東加古川病院の家族会例会に呼んでいただきました。この10月、ハートフルのメンバーの中で初のカップルが誕生したので、今回のテーマは「結婚」。“新妻”のSさんが体験談を話してくださって、当事者どうして結婚された先輩格である和歌山のTさんご夫妻もご一緒してくださり、とても有意義な会がもてました。

同病院地域連携室のワーカーさんのご配慮によるチラシの効果もあって参加者は普段の2倍。80名を超えました。

質問の時間に「私たちも結婚の予定です」というカップルからの、「反対している家族にどのように説得したらいいでしょう」という質問に、Tさんは、「支援者に説得を求めるか、親から離れるかでしょう。」というコメントでした。ひかえめでしたが「精神障害があっても、結婚したいという気持ちがあれば出来ると思います」というSさんの最後のひとことはとても力強いものでした。



うらら夕食サービス

ちょっと見てNo36.(2011.6.25)より

 うららにて夕食提供サービスを開始して1年がたちました。ほぼ毎回利用の人、時々誘い合ってやって来る人、人数は少ない日は3人、多い日は15人、平均で7人の参加があります。メインのおかず、汁物、副菜。毎月献立を発表しています。が、たいていさらにもう1品やデザートがついて400円。クリスマスにはイチゴののったケーキも出ました。申し込むのを忘れた人がごはんを見て悔しがるほどおいしそうなものが並びます。
一人暮らしの人にもそうでない人にも、温かい物は温かく冷たい物は冷たく、心のこもった夕食を提供しています。

 1年前、始まったばかりの頃は食べる方も作る方もどこかよそよそしい感じでしたが、今ではまるでお母さんが「ごはん今から食べる?」ときいてくれて、おかずやみそ汁を温めてくれるような感じになりました。

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 食べない人もおいしそうな匂いに誘われてお鍋を覗きこみ、「この味付けはどうするの?」など聞いてまるで家庭の一場面のような様子も見られます。

 夕食サービスの実施時間は16:00~17:30ですが、最初の頃は16:00になると申し込んだ人が一斉に食事を始めていました。今では、開始の10分くらい前からテーブルについて待っている人がいるかと思えば、夜遅くにお腹がすかないように17:00過ぎになってから食べ始める人など、さまざまです。でも一人きりで食べることはなく、誰かが必ず一緒にテーブルにいます。いつの間にかなんとなく座る位置が決まっていたりもします。

 一人暮らしの人にとって一人で食べる晩ごはんは淋しいし、スーパーやコンビニのお弁当ではバランスのよい栄養をとるのはなかなか難しいものです。人と話しながら家庭的な食事がとれて、それを楽しみにしてくれる人がいて、夕食サービスを通して温かい雰囲気がつくりだされているのはとても嬉しいことだなぁ、としみじみ感じています。

榊原・田中

History of チャリティーコンサート

ちょっと見てNo34.(2010.12.24)より

 2002(平成14)年、それは一本の電話から始まりました。元 X Japan のボーカルToshi さんのマネージャーさんから「近々そちらに伺って、ライブをしてもよろしいですか?」という内容。あまりにも突然のお話にびっくりしなが らも、数日後、喫茶シャリテで、Toshi さんのライブが実現したのです。
 店内は超満員状態。約30名の人達が、生の歌声に感動し、「ぜひ、クリスマスにチャリティーコンサートを開催したいので出演してください!」とお願いし、第1回ハートフルチャリティーコンサートが実現しました。

 当時は、その翌年に第2作業所(現在のふるふる)を開設予定で、その資金集めに奔走する日々でした。そんなときに、このような出会いがあり、以降2010(平成22)年までの9年間に10回のチャリティーコンサートを開催することが出来たのです。

 これらのチャリティーコンサートはチケット販売から当日のお手伝いまで、ボランティアの皆様のご協力で成り立ち、出演者の皆様のご理解、そして応援してくださる地域の方々のご支援がなければ実現することができませんでした。今までどれだけの方に支えていただいたか、感謝してもしきれません!!

「足りない資源を、必要なものを創っていきたい」という私達の活動にご賛同いただき、1ヶ所しかなかった作業所が、現在、通所施設4ヶ所、相談支援センター、グループホーム(11名入居可)、ヘルパーステーションと、この10年間で社会資源の輪が大きく拡がりました。

 「バイマー・ヤンジン こころのコンサート」をもちまして、数多くのご支援で開催することが出来たチャリティーコンサートを、一旦区切らせていただくこととさせていただきました。

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 これからは、今ある施設をより充実したものに、そして事業目的である「お互いに支えあう豊かな地域社会づくり」の実現に日々努力して参ります。
 長い間のご支援、ほんとうにありがとうございました。


第8回 ハートフル大バザー 平成22年10月16日

 年々地域に定着してきたのでしょうか、今年は開始前に約120名ものお客様が並ぶほどの大盛況でした。毎年いろいろと大変ですが、当日のお客様の喜ぶ姿やお声を聞くと疲れが吹っ飛びます。
いつもお手伝いしてくださる大社分区のボランティアの皆様、品物を提供してくださった皆様、お越し下さった皆様、心から感謝申し上げます。

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NPO法人定期総会 平成22年5月

 7回目となるハートフルの定期総会が開催されました。平成21年4月に「就労継続支援B型」に移行したふるふるに続いて、22年度は、ハートフルクラブが「多機能型事業所」へ、くりくりが「就労継続支援支援」へ移行し、さらに、あらたに「地域活動支援センター」うららの開設など、今後の事業計画について承認されました。

現代国際巨匠絵画展 平成20年3月

ハートフルのメンバーとスタッフが、一生懸命で準備してきたチャリテー絵画展。芦屋のラポルテホールで、3月22日から24日まで開催されました。
多くの方々のご協力で、3日間を盛況のうちに終えることができました。

開催前日には、このチャリティー絵画展の運動に長年に渡って関わってこられたフランスの画家、ガブリエル・フォンティーヌ画伯をハートフルにお招きし交流会をもち、みんなで「夢・希望・未来」をテーマに、ハートをモチーフにした一枚の絵を描きました。

みんな画伯の前でも臆することなく、思い思いに堂々とした筆づかい!画伯が中央に思い出の風景を描いた記念の絵は、リラルームに飾っています。

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3日間の会期中に、700人を超えるお客様にご来場いただき、改めてハートフルとハートフルにかかわる人のつながりの輪を感じながら、温かい気持ちで過ごしました。

終わってみれば、絵画をお買い求めいただいた総額はなんと1510万円也!!その一部がハートフルの収益となりました。メンバーにとって必要な資源をつくっていくための資金として使わせていただきます。

準備に広報にと力を貸して下さった方々、ご来場いただいた皆様、そしてフォンテーヌ画伯に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!


精神保健福祉をすすめるネットワークの集い

ちょっと見てNo8.(2004.11.11)より

 平成16年2月14日に開催した「精神障害者地域生活支援フォーラム」をきっかけに、当事者、家族、支援者、地域の方が一同に集い、声をあげ(語り合い)情報を提供し合う、西宮の『地域ネットワーク』が誕生しました。

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第1回目
4月24日(土)13:30~15:00 於:総合福祉センター  参加者62名(当事者22名)
今後の方針
・年間6回(偶数月)開催する。
・世話人8名(当事者、家族、作業所スタッフ、ボランティア各々2名ずつ)を選出。開催前に世話人会を開き、進め方、内容等について話し合う。
・16年度は、西宮市と共に、生活支援センターについて、具体的に検討していことになっているので、当事者の皆さんが声を出す場、家族、支援者、行政、地域の方々と共に話し合える場として、「ネットワークの集い」を大切に育てていく。
・家から出られない方、作業所とかの行き場のない方が沢山おられる、そういう方のことも考えていかなければならない。

第2回目
6月26日(土)13:30~15:00 於:総合福祉センター 参加者47名(当事者21名)
内容
・京都府相楽郡より地域生活支援センターいづみのスタッフ齊藤由美子さんを講師にお招きし、支援センターについてお話を伺った。参加者から質問が相次ぎ、和やかな雰囲気の集いとなった。
・西宮のしょうがいふくしをすすめるネットワークの上田代表より精神障害者相談支援事業を位置づけることを前提とした ①ケアマネジメント体制(多様な形態の実施主体を想定)が法定化されること②法定雇用率の対象に、精神障害者が加えられること(平成17年度より)などの情報が提供された。

精神障害者地域生活支援フォーラム

ちょっと見てNo7.(2004.9.4)より

 平成16年2月14日、西宮市内5ヶ所の作業所と家族会が実行委員となり、初の精神保健福祉フォーラム「精神障害者地域生活支援フォーラム」が開催されました。会場となった西宮市勤労会館ホールの400席はほぼ満席。アットホームな雰囲気の中にも、活気あふれるフォーラムになりました。

 当事者・家族の生の声をはじめ、実体験を基にした基調講演と、様々な分野で活躍されているパネリストによるディスカッションなどをとおして「地域で安心して暮らすには何が必要なのか」をみんなで共に考えました。
行政機関をはじめ、ボランティアや地域の皆様には本当にご協力を頂きありがとうございました。
 これからもこのような機会をどんどん増やし、当事者・家族・関係者・地域の方々と「誰もが住みやすい街づくり」を目指して、語り合い情報を提供し合う「地域ネットワーク」をつなげていきたいと思っております。

 市内の作業所に通所しているメンバー4名による発表では、大変だった発病当時のこと、現在の生活のしづらさ、そして作業所と出会ってからの様子など、ありのままの想いを言葉にして伝えてくれました。

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「21歳のときに統合失調症を発病して、約三年間精神科に入院しました。その後何度も入退院を繰り返したので、病院を退院したあと社会から受け入れてもらえるのか、とても不安でした。自分がこの社会から再び必要とされることがあるのか? そんなとき立ち直るきっかけになったのは、保健所のデイケアや作業所に通うことでした。こんな自分も必要とされていることがあるのだと感じることができました。居場所がないということは自らの中にある可能性に気付くチャンスがないということを意味すると思います。」 ~発表の一節~

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