精神障害者の地域生活を支援する

機関紙「ちょっと見て」Web版

スクリーンショット 2016-04-14 8

NPO法人ハートフルの機関紙「ちょっと見て」は、2001年6月に創刊号を発行し、毎年、3月6月9月12月と、季刊で発行しています。法人を支えてくださっている会員の皆さんや、関係機関には毎回郵送させていただいております。

ハートフルの貴重な活動記録でもあります。このホームページにもその内容の一部をご紹介させていただきます。

是非ごらんください。

2016年6月 No56 

EXPO CITY にいってきました! ハートフルクラブ

メンバーさん主体で、行先含め必要事項などを決めて、皆で楽しんでいる土曜開所。
今回は、メンバー13名スタッフ2名が、JRと阪急の2経路で「ニフレル」に行ってきました。

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〇大阪吹田まで外出したのは、久しぶりで良い天気で気持ち良かったです。「ニフレル」は可愛い魚や、変わった生き物がたくさん居て珍しく、おもしろかったです。「ららぽーと」も見る所が沢山あって少しショッピングも出来て楽しい一日となりました。(M・K)
〇水族館に行きましたが、最初から小魚やハリセンボンが、すごくかわいくて、とても良かったです。(refinement)
〇いろいろな店があって良かったです。(Y・S)

新スタッフ紹介  ふるふる

初めまして。3月より<手づくり工房 ふるふる>で生活支援員として働かさせていただいている藤本貴士です。まだ、お会いしていない方も多く、私のことをもっと皆様に知っていただきたいので簡単にプロフィールをまとめてみます。
  ・好きな食べ物・・・第1位:焼肉 第2位:お寿司 第3位:ハンバーグ
  ・嫌いな食べ物・・・第1位:パクチー 第2位:玉ねぎ 第3位:セロリ
  ・好きな漫画 ・・・第1位:20世紀少年 第2位:うしおととら 第3位:キングダム
  ・好きな歌手 ・・・第1位:コブクロ 第2位:ケツメイシ 第3位:玉置浩二
まだまだ、書き足りないですが、皆様にお会いできる機会がありましたらたくさんの話ができたらと思っています。わからないことも多く、たくさんのスタッフ、メンバーさんに迷惑をおかけしますが共に成長していけたら、と思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします。

トライやるウイーク

5/23(月)から27(金)まで2人の中学2年生の職場体験事業がありました。
普段学校では椅子に座っていることが多い為、立ち仕事に「足が痛い」「背中が痛い」と若者らしからぬ声が聞こえてきましたが、1週間遅刻もせず、元気よく通われました。
2日目以降には自ら声がけも出来る様になり、メンバーさんともおしゃべりをしたり、作業も楽しんでいました。
この体験を通して、将来の職業探しに役立てばいいなとも思う1週間でした。優しく受け入れ、教えて頂いたメンバーさん達、ありがとうございました。

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「もうすぐ就職です!!」くりくり

 いつかは就職しないといけないなぁと漠然とおもっていたけど、目標もなく自分では足を踏み出すことはできませんでした。
紆余曲折あって就職活動を始めるきっかけも降ってわいたような出来事でしたが、くりくりの方のアドバイスでくりくりにも毎日通い就労を目指すことになりました。
ハローワークが主催するセミナーに参加したり、職業センターで職業評価を受けたりしました。履歴書の書き方をチェックしてもらい、企業の見学に同行しもらい、いよいよ実習させていただく運びとなりました。
アイビーと職センのジョブコーチ支援を受け働き就職して、ゆくゆくは自立していけるよう頑張りたいたいと思います。 (タマニャン)

応援しています。
くりくりの就労支援には「10のステップ」があります。タマニャンさんは、平成24年10月に利用開始されてから「10のステップ」を自分のペースで歩まれ就職に結びつきました。
くりくりでは週20時間の作業実績を積み、兵庫セルプの実習や企業実習の体験に参加した事で、具体的な就労のイメージができ自分にもできるという自信がついたようです。ご自分の「将来は自立して生活がしたい」という目標に向かって頑張って下さい。

             職業指導員 清水由美

3月19日(土) OB OG交流会を開きました!!(グループホーム上ケ原)

♥昨年より「やどかりプロジェクト番外編」と称して、グループホームOB OGさん達のお宅を見学訪問させて頂いております。
このプログラムを心待ちにして、一人暮らしに夢膨らませるメンバーさんもいます。
それもこれも、快く見学訪問を引き受けて下さったOB OGさんのご協力が  あってこそ・・・。

♥そんなOB OGさんに呼びかけた初めての交流会。4名の方から「行きます~」と嬉しいお返事を頂き、世話人念願の集いが実現しました。
ホームでは毎日顔を会わせていたのに、久しぶりに会うとちょっと照れちゃいましたが、食堂のテーブルに座ると、またたく間にホームの日常が戻って来たようでした。

♥近況報告、一人暮らしで困ったことなど、話は尽きません。いろいろなことがありながらも、日々の暮らしを積み上げているみなさんのお話は、それぞれに宝物になっていくことでしょう。
その宝物を、これからも ホームのメンバーさんに、そして私達 世話人にも 少しだけ見せてほしい・・・そんなOB OGさんの輪が大きくなればなぁと考えています。

♥グループホームには、一人暮らしの準備をするための「施設」という側面もありますが、やはり基本は「ホーム」= 「家」です。
知らない者同士が、縁あってひとつ屋根の下で暮らす、楽しいことばかりではないけれど、しんどいことばかりでもない、そんなワイワイ感を楽しめる「ホーム」でありたいと思う今日この頃です。  

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2016年3月 No55 

知ってますか?ハートフルクラブ

 ハートフルクラブには「リラルーム」という場所があります!
「『リラックスできる部屋が欲しいッ!』 という声があがり、部屋の名前をメンバーから募ったところ E・Mさんの提案で、リラックスルーム… 縮めて<リラルーム>が誕生しました。最初はあまりメンバーが来なかった」(06u145さん談)と、開所当時を知る方の感想です。

 それから約12年、今利用している方々に感想を聞きました。

○初めての時は知らない人だらけで、話も「何を話すればいいか」悩んで、座っていながら固まっていました。先輩達に話しかけて貰い、話が出来る様になり緊張も緩みました。シフト中では見られない表情だったり会話だったりと、リラックスして笑顔で過ごせる場所になりました。(H・Sさん)

○シフト前にゆっくりできる場所(T・Hさん)

○B型で働いている方とも交流がとれる(T・Nさん)

○皆と楽しく、DVD観たり、ご飯が食べられる。共通の話題があって嬉しかった。(H・Mさん)

○色々な人と仲間になって、楽しく会話出来て、長時間あいていてすごく快適な空間(Y・Sさん)

○広くてゆっくりくつろげる ○シフトがなくても来れる ○家族的 ○色々な人の出入りがある…

現在のリラルームはメンバーにとって「なくてはならない、大切な場所」です❤

ふるふる新年会

 新たな年を迎えて気が付けば、もう2ヶ月が経とうとしています。
  昨年一年間に大変お世話になったボランティアの方々をお迎えして恒例の新年会を開くことができました。
 日頃の感謝の気持ちを改めて伝える事のできる絶好の機会!そして、忙しい日頃の作業の中ではめったにできない趣味や旅行といったプライベートな会話を存分に楽しめました!!

『エッ、○○さん、そんな趣味があったんですか!?』などなど、お互いの意外な面を知ることができました。
さらに、ふるふるを卒業したOB・OGの方たちも時間をぬって駆けつけてくれました。久し振りの対面に胸を弾ませたり、初対面で少し緊張してかしこまっていたりとメンバーさんによっていろいろな反応でしたが、それぞれの近況を報告しあって最後は今年の抱負をみんなの前で宣言しました。

 美味しい料理を食べて、身も心も新たな気持ちになれるとても良い時間を過ごすことができました。
みなさんと一緒に大きな飛躍ができる一年にできたらと切に感じた一日でした。

「内職フル回転! 昼は荷揚げの時間です」 クリーンハウスくりくり

 「もっと工賃を稼ぎたい」利用者のみなさんのこの言葉に後押しされて、くりくりの内職はこの5年で大きく変化しました。

 座って行っていた作業は立ち仕事へ、ソファーを撤去し効率よく動けるスペースを作り、働きやすくなるよう工夫を重ねてきました。
 そして今では昼12:30からの15分間、作業の準備を行うようになりました。1F倉庫から段ボール箱を運ぶ人、2Fで箱から資材を出す人、出たゴミを集める人など自分のできる事、得意な事に力を発揮し全員参加で一斉に取りかかっています。

 この作業準備を行うようになって内職スピードは大幅アップ!

 さらには毎日段ボール25箱分を納品できるほど出来高も増えたため、納品用の車もバネットからキャラバンに替えました。

 これからも少しでも工賃アップにつながるよう、様々な取り組みを行っていきたいと考えています。

うらら版 ☆となりのお昼ご飯

 みなさん、お昼は何を食べていますか?毎日、あれを食べようか、これを食べようか、迷いつつ何を食べるかは、楽しみのひとつですよね。そこで、今回は、うららのメンバーさんのお昼ご飯を紹介したいと思います。
 お弁当も十人十色、個性がありますね。みなさんのお昼の参考(?)になれば幸いです❤

さぽーとくらぶ紡 の 利用者さまの声

 あやまってキャベツのかわりに自分の手を切って以来、包丁が持てないでいました。

 訪問看護師さんに「これからは自活していかなければいけないのだから、料理は一人でも出来なければいけない」と説教され、それが奮起となって頑張る気持ちに変わりました。
 初めはヘルパーさんと二人、黙々と材料を切っていました。献立も鍋物が多かったです。
 ヘルパーさんと共に調理を始めて4年程経った頃、或る日、私は話しながら下ごしらえしている自分に気付きました。
 こんな日が来るとは想像もしてもいませんでした。ヘルパーさんはとても喜んで下さり、私自身もとても嬉しかったです。

 親が年老いて弱ってきていることや、その他日常の何気ないことも、共に悲しみ、共に喜んで下さるヘルパーさんがいて下さり、心の支えとなっております。多くの人に支えられ、何とか自活しております。自分のペースを崩さず、これからもやってゆければと思っております。(M.T)

一人暮らし 始めました。 その2 グループホーム上ヶ原

 念願の公営住宅に当選、昨年12月に退去された楽人(ペンネーム/らくと)さんが、先日久しぶりに顔を見せてくれました。新しい生活、楽しんでおられるようです。

 その一部を紹介します。

❤引越しをして、嬉しかったことは何ですか?
⇒どこでも「住めば都」と思っていますが、広い部屋で良かったです。友達を呼べるのが嬉しい!早速、地元の親友を招待し、お気に入りのほうじ茶でもてなしました。
 夕方4時から朝までと、自分の時間が増えたことが、何より嬉しいです!

❤一人暮らしをめざしているみなさんに、何かアドバイスはありますか?
⇒しんどいこともあると思います。僕も2年半グループホームで過ごして、外に出にくい時期、億劫なこともありましたが、体調管理に気をつけて、新しい生活に踏み出した時、楽しい気持ちに変わって来ました

「楽人(らくと)さんの新居見たいです!」と、楽人さん宅見学を心待ちにしているメンバーさんもいます。

OB・OG宅訪問プログラム「やどかりプロジェクト番外編」もお楽しみ企画になりつつありますね。

楽人さ~~ん、みんなで押し掛けますからね、またよろしくお願いします。

♡♥♡楽人さんから寄せられた、「旅立ち」のお手紙も紹介させて頂きます♡♥♡
2年半は私にとって、かけがえのない大切な時間でした。一人暮らしに向け、一番気を付けたのは体調管理でした。大きく崩れることなく過ごせて、本当に良かったと思います。今は一人での生活を楽しんでいます。気持ちもすがすがしく、以前より意欲的で、楽しく明るくなりました。今後は雑貨、カフェ、居酒屋巡りをしたいです。オシャレもどんどんしていきます。このように自分が変われたのもサポートして下さった方々のお陰です。本当に有難うございました。(楽人)

ピアっこだより №9

★精神しょうがい者ピアサポーター養成研修・相談会をしました‼
 H27年12月12日(土)に保健所で精神しょうがい者ピアサポーター養成研修・相談会をしました。
 当日は西宮市内から当事者17名、支援者9名が参加してくれました。兵庫県豊岡保健所の柳尚夫所長や、輪っふるピアサポーターと関わって退院された方からの講義をいただきました。

 終了後、当事者からは「当事者である自分が役に立てるかもしれないと思えた」支援者からは「精神障害者なら誰でもピアサポーターになれるという柳所長の言葉に『この人ムリかも…』と考えていた自分の考えを改めたい」等の感想を頂きました。

 今後は現在の4名に加え新たなピアサポーターを迎え、さらにパワーアップして活動していきたいと思っています。

〈輪っふるピアサポーター感想〉
T さん…退院した方の話の迫力がすごすぎて圧倒された。ピアの仲間の真剣な顔が印象的。
О さん…これから一緒に活動していけるピアの仲間がこの中から出てくると思うと待ち遠しいなと思いました。                     (文責:坂本茉衣子)

ちょっと見て 2006月年9月 No.17

ハートフルクラブ作業所十周年記念パーティー

 平成18年6月21日(水)に、市民交流センターでハートフルクラブ作業所10周年記念パーティーを開催しました。100名を超える方々がお祝いにかけつけてくださいました。

 10年前のハートフル立ち上げ当時を知る方たちから、開所した当時のことや、作業所存続の危機に陥った時、みんなで力を合わせて募金活動を行ったことなど、貴重なハートフル10年の歩みを聞かせていただきました。プログラムは、ハートフル・ふるふる・くりくりの各作業所メンバーから作業所紹介や体験談の発表。そして、みんなで楽しんだ〇✕クイズに続き、最後はメンバーの伴奏によるダンスを交えた大合唱で締めくくりました。
 記念パーティーの準備や司会は実行委員メンバーが主になって行い、プログラムでは登場したメンバーひとりひとりがキラキラと輝いていました。

 10年の積み重ねでここまで…と一同感無量!!私たちを支え協力してくださった方々に感謝し、ハートフルもまた新たな一歩を踏み出したいと思います。これからも皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。

作業所に入って変わった私の生活

 作業所に入る前は平成5年からずっと就職活動をしていました。
 面接で「あなたのキャリアは古い!応募者が多い!」と言われて断られたことや結局1日や2日でダメになったとかが多かった。
 そして、作業所に入るようになってから私と同じように就職の悩みとか、障害の悩みを抱えている人が多いなと思いました。
 作業所に入って変わったことは、生活に一定のリズムができたこと。それと仲間とコミュニケーションをとれるようになったこと。くりくりをくつろぎの場として利用しています。作業の無い日でもお茶を飲みに来ています。仕事するだけの場と違いますから、作業所というところは・・・。これからも多いに活用していきたいと思います。

ちょっと見て 2006月年6月 No.16

新しい作業所の紹介

クリーンハウスくりくり
 ハートフルクラブ作業所が10周年を迎える記念すべき年に、新しくハートフルの出張清掃作業部門が、手づくり工房ふるふるに続いて、第3の作業所として生まれ変わることになりました。これが「クリーンハウスくりくり」です。
 この「くりくり」の作業は、マンションの共用部分の掃除・一般家庭にお伺いしての、フローリングのワックスがけ・窓ガラスの掃除・お風呂の掃除・お庭の草抜き等で、新しく公園のお掃除が入るとも聞いています。
 このような仕事の特徴は、私達が作業所から飛び出し、地域社会の中で働くことによって、より一層地域の人々に理解して頂くことが出来ると云うことで、大変意義のある事だと思っています。
 現在、スタッフ3名、メンバー12名です。5月に新しく1人の方が登録されました。保健所の近くでもあり見学の方も来られています。近い将来、ハートフルのような素晴らしい雰囲気を受け継いで『自立』『就労』に向けて努力していきたいと考えています。みなさまのご協力よろしくお願いします。

(メンバー アンバランス)

ありがとう!!ふるふるのおかあさん

 ある日、ふるふるに1本の電話が入りました。ふるふるが開設され、2か月が経った日の事です。「東京から転勤で引っ越して来た近所に住む主婦ですが、何かお手伝いできる事はありませんか?」と。
 早速来所して頂き、それ以降、関わって頂ける日は自由に来て頂くという事で、ほとんど毎日、終日、作業やイベントに参加され、メンバーと一緒に過ごされました。
 以前、知的障害の子ども達のボランティアをされていた経験もあり、とても物腰が柔らかく、言葉使いが丁寧で、相手の気持ちを思いやり、でしゃばらず、ある時は諭すようなその姿は、いつしか「ふるふるのおかあさん的」存在になりました。
 活動の合間に、単身の男性メンバーにボタン付けを教えて下さったり、新婚間もない女性メンバーに夕食の献立の相談にのって下さったりと、きめ細やかな対応をして頂きました。またメンバーの死に際し、我が子の事のように悲しまれ、棺の中へそっと手紙を忍ばせ、しばらくその場から離れず、涙されていました。
 現在、丸2年になる仕出し弁当の作業も、料理上手な仙石さんが自宅で事前に試作されたり、材料が不足しても機転を利かせて間に合わせたり、苦情があっても黙って耳を傾けて下さり、表には出されない御苦労がたくさんあったと思います。
 夜間も、休日も、骨身を惜しまず、あくまでもボランティア精神に徹し、メンバーはもちろん、言葉で言い尽くせない程、スタッフも支えてくださり、みんなの心にたくさんの思い出を残し去って行かれます。仕事面でも、生活面でも力をつけてきたメンバーと共に「ふるふる弁当」を継続していきます。
 これからも、長野県松本よりエールを送って下さいね。本当にありがとうございました。

手づくり工房 ふるふる 所長 半田みどり

ちょっと見て 2005年9月 No.13

NPO法人ハートフルの動き

精神保健福祉をすすめるネットワークの集い
         場所:西宮市総合福祉センター
7月9日(土)精神保健福祉士 藤田修美氏を囲んで座談会  参加者53名
 去年のフォーラムの基調講演で大好評。もう一度聞きたいという要望が多く、再び来ていただきました。人間にはバランスのとれた食事、休養、睡眠、運動が大切など笑いも交えながら楽しくお話しして頂き、時間が足りないほどでした。
8月20日(土)上田晴男氏を囲んで座談会 ~障害者自立支援法について~ 参加者51名
 障害者自立支援法について、資料をもとにわかりやすくお話しして頂きました。障害程度区分の判定や利用料など参加者のどんな質問にも丁寧に答えてくださり、皆さんのモヤモヤが少しはスッキリしたようです?!
要望書 於いて西宮保健所
 西宮家族会、NPO法人くぬぎ、NPO法人ハートフル、NPO法人NiCCL合同で西宮市に要望書を提出しました。美濃村市会議員の司会進行により、当事者、家族、ボランティア、職員総勢約20名が参加し、地域生活支援センターの早期設置など、地域で安心して生活していくための社会資源がまだまだ必要であるということを伝えました。
待望の車
今回、独立行政法人福祉医療機構の「高齢者・障害者福祉基金助成金」の17年度の助成を受け、「キューブ・キュービック」を購入することができました。
念願であったNPO法人の車を持つことができ、感謝の気持ちでいっぱいです。これから出張清掃作業や手づくり弁当の配達、様々なイベントなどにも活用していきたいと思っています。

事業所について語りました

ハートフルクラブ作業所
 現在のハートフルクラブ作業所は、私にとって素晴らしいところです。フリースペースで皆さんと語らうのも、作業も、その他の活動への参加も、私の日常を明るく充実させてくれ、もはや、ここに出会う前の日々に戻ることは考えられません。(中略)来年訪れるであろう大きな変化には、現時点では、前向きな気持ちよりも不安の方が大きい、というのが正直なところです。
 今後の展望を考えた時、「第三作業所」開設は、もはや必要欠くべからざる現実と認識してもいます。今後どのように変化するにしろ、もし自分が「第三作業所」に移ることになっても、若干形を変えたハートフル(第一作業所)に残ることになっても、現在のハートフルとかけ離れた、失望を感じるような場所にはなってほしくない、現在の「これだけ体がしんどかったら作業所休めよ」と自分にツッコミを入れながらも、顔を出さずにはおれないような旺盛な通所意欲  が消し飛ぶような場所にはなってほしくないと願っています。
 そして、一番失いたくないのは「人の輪」です。普段の活動や作業は、それぞれの作業所で個々に行なっていく形にはなるでしょうが、折々の行事、催し(「外食会」とか、いろいろありましたよね?)には、三つの作業所のメンバーさんが、区別なく自由に参加できるような形を維持することで、せっかく出会えた仲間たちが疎遠にならないように、と願っています。(後略) K・H
ふるふるについて
 僕は自分が通っている小規模作業所ふるふるについて自分の感想を書いてみたい。自分は開設の頃からいる人間であり、2年以上通っているし、お菓子についてはほとんど出来るし、弁当の宅配もあり、自分のペースで通っている人間である。(中略)この仕事にしてももう三年以上やっているので中でも完全な古株になってしまった。とにかく今はこの作業所でやっていくことが一番楽しい時期でもあるし、やっていくだけである。僕は今年の十月に自分の持っている自転車を作業所に寄付しようと思っている。それを作業所の宅配に使ってほしいのだ。足のない人や宅配に行く人にとって、自転車は不可欠だ。だから、作業所に十月に自分の持っている自転車を寄付しようと思っている。仕事は完全な2部制になっており、1階ではお菓子作りであり、2階では弁当作りである。その中でも自分はやっぱりお菓子を作っていくことが好きだし、まだこの仕事は続けていきたいと思っている。(後略)М

ちょっと見て 2005年7月 No.12

不安をバネに

NPO法人ハートフル理事長  橘高 通泰

 身体、知的、精神、の三つを「三障害」と、ひとくくりにして言うようになったのは、平成5年に「障害者基本法」が制定されてからです。
 身体障害についての法律である身体障害者福祉法は、すでに昭和25年に制定されていいて、法律に基づくさまざまな対策は、年月をかけておしすすめられてきました。
 精神の障害が「三障害」のひとつといわれるようになっても、精神障害についての法的な対策は、他の障害と比べればずいぶん遅れています。
 そんななかでハートフルの活動は、精神障害についての対策の遅れを、少しでもはやく取り戻そうという気持ちの表れのように思います。10年前の、阪神淡路震災復興基金を足掛かりにはじまって、7年後には西宮市からの助成をうけ、さらに多くの方々からの支援に支えられて第二作業所の開設、さらにNPO法人化、そしてグループホーム「ハ−トフル上ヶ原」スタートと、順調な歩みを重ねてきました。
 新しい一歩を踏み出すときには、いつも不安が一杯でした。でも、こうして振り返ってみると、よくここまでやって来れたものだと、われながら感心するのです。
 いつも、メンバーとの話し合いをくり返しながら、熱心に支えてくださるボランティアの方々に励まされながら、そして、行政の確かなバックアップ、それぞれがみんな本当にうまくつながって今日のハートフルがあると思います。
 今後も、また新しい一歩を踏み出すときの「不安」をバネにしながら、「精神の障害」があっても普通の暮らしができるようになるための場づくりに努力したいと思います。

NPO法人ハートフルの動き

NPO総会
5月28日(土)PM1:30~ 福祉センターで第二回のNPO総会が開かれました。委任状79名を含む115名の出席者を迎え、昨年度の事業報告・決算報告と17年度の事業計画・予算案が満場一致で承認されました。ハートフルの活動報告も、量にすれば膨大となり、少々時間オーバーとなってしまいました。大量の資料を手にして、改めて中身の濃さを実感しています。皆さんのご参加、ご協力ありがとうございました。
要望書提出
6月9日(木)西宮市に第3作業所開設についての
要望書を提出してきました。現在ハートフルクラブ作業所は登録人数57
名。もう毎日満杯状態で今後も増えることが予想されます。市との交渉の
場作り、司会進行をお願いした高橋倫恵議員を始め、メンバー3名、保護
者2名、ボランティア2名、橘高理事長、水野副理事長、スタッフ2名の
総勢12名で、各々の思いを伝えました。西宮市からは薗保健所長、
中野副所長、小山課長、健康増進課スタッフ3名の計6名。熱心に耳を傾けて下さり、それぞれご意見をいただきました。

ちょっと見て 2005年3月 No.11

いよいよスタート グループホーム「ハートフル上ヶ原

 NPO法人ハートフルとなって1年4ヶ月。皆様のご協力を得て4月1日より上ヶ原七番町に念願のグループホーム(男性4名入居/一戸建)を開設できることになりました。
 当事者にとって親からの自立は大きな課題です。親も「親亡き後、子供がどうなるのかを考えると死ぬに死ねない・・・」との思いから、「親が元気なうちに子供に自立して欲しい」と切実に願っています。
 しかし、自立へのハードルは予想以上に高く、そう簡単に飛び越えられないのが現実です。でもグループホームなら・・・
     ①当事者の自立生活への第一歩
     ②仲間との共同生活の場
     ③入居者の日常生活等を法人及び関係機関がサポートします
 当事者が地域で自分らしく自立して生きていけるように、皆で応援していきたいと思います。
地域の皆様どうぞ宜しくお願い致します。
 なお、グループホーム開設にあたり、ご寄付や備品の寄贈、物件の情報提供など多くの方々に 
 ご協力頂き本当にありがとうございました。心よりお礼申し上げます。

第2回精神障がい者地域生活支援フォーラム

~この西宮で安心して暮らしたい~

 昨年度初の試みであったフォーラムの後、当事者・家族・関係機関・市民(ボランティア)で結成された「精神保健福祉をすすめるネットワークの集い」が実行委員会を発足させ、第二回目のフォーラムが2月26日(土)に勤労会館で開催されました。
 第一部の基調講演では「心の健康、からだの健康~個人で家族で地域で~」と題して、精神保健福祉士の藤田修美先生(県立光風病院の相談員・県立精神保健福祉センターの専門員を歴任後、藤田修美相談室を開設。「心の病電話相談室」など多方面で活躍中)のこれまでの多くの体験をもとしたにユーモアいっぱいの力強いお話をお聞きすることができました。会場からも熱心な質問があり、丁寧に答えられる先生に大きな拍手が沸きました。
 第二部のパネルディスカッションでは、各作業者から当事者やボランティアの方々が「出会い」をテーマに語って下さいました。
 それぞれにどんな出会いがあったのか、出会った後どんな風に変わっていったのか・・・。パネリストの皆さんの生の声が来場者の心にしっかり届いたことでしょう。
 ハートフルからはボランティアの安藤さんが、ふるふるからは当事者の藤村さんがパネリストとして参加されました。

ちょっと見て 2004年6月 No.8

精神保健福祉をすすめるネットワークの集い

 平成16年2月14日に開催した「精神障害者地域生活支援フォーラム」をきっかけに、当事者、家族、支援者、地域の方が一同に集い、声をあげ(語り合い)情報を提供し合う、西宮の『地域ネットワーク』が誕生しました。

画像の説明

第1回目
4月24日(土)13:30~15:00 於:総合福祉センター  参加者62名(当事者22名)
今後の方針
・年間6回(偶数月)開催する。
・世話人8名(当事者、家族、作業所スタッフ、ボランティア各々2名ずつ)を選出。開催前に世話人会を開き、進め方、内容等について話し合う。
・16年度は、西宮市と共に、生活支援センターについて、具体的に検討していことになっているので、当事者の皆さんが声を出す場、家族、支援者、行政、地域の方々と共に話し合える場として、「ネットワークの集い」を大切に育てていく。
・家から出られない方、作業所とかの行き場のない方が沢山おられる、そういう方のことも考えていかなければならない。

第2回目
6月26日(土)13:30~15:00 於:総合福祉センター 参加者47名(当事者21名)
内容
・京都府相楽郡より地域生活支援センターいづみのスタッフ齊藤由美子さんを講師にお招きし、支援センターについてお話を伺った。参加者から質問が相次ぎ、和やかな雰囲気の集いとなった。
・西宮のしょうがいふくしをすすめるネットワークの上田代表より精神障害者相談支援事業を位置づけることを前提とした ①ケアマネジメント体制(多様な形態の実施主体を想定)が法定化されること②法定雇用率の対象に、精神障害者が加えられること(平成17年度より)などの情報が提供された。

ふるふるの最近のニュースをお伝えします

その1.お弁当づくり始めました!!
 お菓子づくりをメインに頑張ってきたふるふるですが、この5月よりお昼のお弁当づくりをはじめました。まずは10食分を作る練習から始め、「注文くるかな~」、「20食作れたらすごいね~」などと話していたのも束の間、地域の方からの注文が多く、先日はなんと28食を作ることができました。
 ほぼ全ての工程をメンバーとボランティアが行い、スタッフはそのアシスタントをするだけ(でもスタッフが一番慌てています・・・)。始めは不慣れだったメンバーも材料の仕込みから味付け・盛り付けまでと、手際よく作業をこなしています。

その2.ごみステーションの清掃作業始めました!!
 こちらも新規事業。4月より作業所近くの市営住宅の自治会より、ごみステーションの清掃依頼を受けました。お年寄りが多いこちらの住宅では力仕事である清掃作業が困難ということで、パワー溢れるふるふるに白羽の矢が立ったというわけです。
 月・木の週2回。カンカン照りの日も、台風の日も、 「地域の方のお役に立てば・・・」と、毎回張り切って清掃に励んでいます。掃除をしている姿を見かけたら、是非声をかけてくださいね!

ちょっと見て 2004年9月 No.7

特定非営利活動法人ハートフル発足

「豊かな地域社会づくりを目指して!」

 ハートフルクラブ作業所は平成8年6月、戸崎町に震災復興事業の一環で精神障害者の憩いの場としてスタートしました。平成12年4月同事業終了に伴い現在の柳本町に移転し、6月には喫茶シャリテをオープン。平成15年4月には第2作業所の手づくり工房ふるふるを森下町に開設しました。
 利用者のニーズに応えながら生活支援の一端を担って参りましたが、運営の不安定さや提供できるサービスの乏しさを実感する毎日でした。  
 そこで法人資格を取得することにより、今後様々な事業展開が可能になり、より充実したサービスを提供・拡充していく為にNPO法人取得を目指してきました。そして、平成15年12月26日「特定非営利活動法人ハートフル」が成立致しました。
法人の目的
精神障害者が地域で自らが進む自立した生活をおくることができ
るよう支援するために、小規模作業所を運営し、精神保健福祉に
関する啓発・相談事業を通して一般市民の理解を深め、相互に認
めあい支え合う豊かな地域社会づくりに寄与すること
法人の事業
(1) 精神障害者小規模作業所の運営事業
(2) 精神保健福祉に関する啓発事業
(3) 精神保健福祉に関する相談事業

 私たちはこれからも、誰もが地域で安心して暮らせ、住民が相互に認め合い支え合う豊かな地域社会づくりを目指して活動していきたいと思います。
 今後とも、私達の意図をご理解頂き、より一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

精神障害者地域生活支援フォーラム

 平成16年2月14日、西宮市内5ヶ所の作業所と家族会が実行委員となり、初の精神保健福祉フォーラム「精神障害者地域生活支援フォーラム」が開催されました。会場となった西宮市勤労会館ホールの400席はほぼ満席。アットホームな雰囲気の中にも、活気あふれるフォーラムになりました。

 当事者・家族の生の声をはじめ、実体験を基にした基調講演と、様々な分野で活躍されているパネリストによるディスカッションなどをとおして「地域で安心して暮らすには何が必要なのか」をみんなで共に考えました。
行政機関をはじめ、ボランティアや地域の皆様には本当にご協力を頂きありがとうございました。
 これからもこのような機会をどんどん増やし、当事者・家族・関係者・地域の方々と「誰もが住みやすい街づくり」を目指して、語り合い情報を提供し合う「地域ネットワーク」をつなげていきたいと思っております。

 市内の作業所に通所しているメンバー4名による発表では、大変だった発病当時のこと、現在の生活のしづらさ、そして作業所と出会ってからの様子など、ありのままの想いを言葉にして伝えてくれました。

画像の説明

 
「21歳のときに統合失調症を発病して、約三年間精神科に入院しました。その後何度も入退院を繰り返したので、病院を退院したあと社会から受け入れてもらえるのか、とても不安でした。自分がこの社会から再び必要とされることがあるのか? そんなとき立ち直るきっかけになったのは、保健所のデイケアや作業所に通うことでした。こんな自分も必要とされていることがあるのだと感じることができました。居場所がないということは自らの中にある可能性に気付くチャンスがないということを意味すると思います。」 ~発表の一節~

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